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「Zino」KI&Company/2007年6月号 記事抜粋 特集/恋の時間対効果 湯舟で満月をふたり占め
「Zino/KI&Company」2007年6月号版記事、写真共原本のままに使わさせていただきました。
これからも皆様にお喜び頂けますよう一生懸命頑張ります。 望水社員一同
湯舟で満月をふたり占め
月。その神秘的な輝きは魔力を秘めてるとさえ言われ、数々の淑女を虜にしてまいりました。今月の一芸温泉は、そんな月を堪能するための露天風呂です。ご紹介するのは、東伊豆の北川温泉「望水」のプライベートガゼボ「ときの凪」。なかでも写真の貸切露天「日のなごり」指定のロングステイプランです。ガゼボとは日本で言うところの「あずまや」。しかしそんじょそこらのあずまやではございません。茶室のようなくぐり戸を入ると、ゆったりサイズのラウンジチェアがふたつ、その真ん中にはキーンと冷えたシャンパンのミニボトル。海へと開けた大きな湯船は、もちろん源泉かけ流し。素晴らしいのは、湯面が鏡になって景色を映し出し、海に包まれているかのごとく感じられる技あり!な設計がなされていること。その海にぽっかりと月が浮かぶさまを、ふたりっきりで眺めるのです。そんな時間が、通常50分貸し切りのところ、ロングステイプランなら110分間独占できます。追加料金は5千円、1日3組限定の贅沢です。さらにこのお宿では、月をテーマにしたスパ「GECCA」でのペアトリートメントなど、月の魅力を楽しめる趣向が満載。次の満月は5月2日、月あかりが海に映ってできる「月の道」に、あなたの大切なかぐや姫をさらわれないようにお気をつけくださいませ。また、時には、雲間から覗く春のおぼろ月も一興かと……。