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「日経ヘルス」日経BP社/2006年10月号 記事抜粋 特集/1泊2日で完全リセット 食事とスパが充実の宿 厳選16

「日経ヘルス/日経BP社」2006年10月号記事、写真共原本のままに使わさせていただきました。
これからも皆様にお喜び頂けますよう一生懸命頑張ります。 望水社員一同

撮影の模様はこちらからご覧頂けます!
「日経ヘルス/日経BP社」2006年10月号 Making

食事とスパが充実の宿

 数多くの宿泊施設がひしめきあう伊豆。その中でも、昨年8月に新設したスパの魅力で注目を集めているのが、東伊豆の北川温泉にある望水だ。 「ヘブンリースパ GECCA(ゲッカ)」に入ると、まず目に飛びこんでくるのが窓ガラスいっぱいに広がる海。ぼんやり眺めているだけでも、疲れが抜けていく気がする。「東伊豆の海に洗われた石を使い、アーユルヴェーダの考え方に従って体のエネルギーを整えていきます」とセラピストの坂本希望さん。タオル越しに感じる石の温かさが、じんわりと下腹に染みていく。体調に合わせて選んでもらったアロマオイルでマッサージが始まると、完全にリラックスして、眠りに落ちそうな心地良さだ。望水のもう一つの魅力が食事。「伊豆は魚介はもちろん、背後の山でとれる薬味や野菜にも恵まれています。スパが目当てのヘルシー志向のお客様には、新鮮な野菜や薬味をたくさん使った重過ぎないメニューを用意しています」と調理長の稲葉富也さん。料理にたっぷり使われたショウガ、葉ネギ、ニンニク、青ジソなどが、夏冷えの体を温め、弱った胃腸を助けてくれる。インテリアがステキな貸し切り露天風呂にも行ってみたい。温泉は、伊豆に行くなら外せない楽しみだ。

 
   
 
客室は純和風。すべての部屋が海に面している
特集ページ表紙にプライベートガゼボ「波まくら」をご紹介いただきました。
 

オリジナルのアロマオイル。冷えにはスパイシーなかんきつ系の「スパイスアップ」が良いそう

落ち着いたインテリアのスパ。月が明るい夜には海面に映る光が道のように見えて幻想的だという

 
スパが始まる前に、まずジンジャーティーを1杯。ショウガの辛み成分が夏冷えの体を温めてくれる   石を温めて、下腹部、胸、額にのせる。じんわりと熱が伝わり、力が抜けてリラックスできる

露天風呂の脱衣所も居心地の良い空間。バスローブでくつろげる。宿泊すれば50分無料で使える

四つある貸し切りの露天風呂も魅力の一つ。湯船につかって海を眺めながら、ミネラルウォーターや黒豆茶をごくり

 
「北川あじ鮨」。自家製の土佐しょうゆをゼリーで固めて乗せた。そのまま口に運ぶので、たっぷりの薬味を落とさず食べられる   生野菜をニンニクの効いた熱いソースにつけて食べる「バーニャカウダ」